(この記事は、第212号のメールマガジンに掲載されたものです)

今回は、2016年一年の振り返りのお話です。

2016年も、残すところ約2週間になりました。(メールマガジンは、12/19 発行)

月に2回レッスンの大人の生徒さんとは、「今年も、もうすぐ終わりますね~」とお話をしたり、既に今年のレッスンを終えて「良いお年を」とご挨拶した方も多くいらっしゃいます。

小さい生徒さん方は、あと少しレッスンがありますので、練習途中の曲をなんとか今年中に終えられるように頑張っています。

年末になりますと、今年一年がどんな年だったのか、振り返ってみたくなるものです。

一年間という時間は、終わりが見えてくると結構短いように思えますが、実際に振り返ってみますと、今年一年もいろいろな事がありました。

まず、年明けすぐに、生徒さんがピアノ・コンクールに挑戦して、地区大会に参加しました。昨年最後のレッスンに、「今年の年末年始は、ゆっくり出来ないわよ。とにかく練習をしてね」と話した事を思い出します。

私自身も、2月にコンクールの本番を控え、練習に精を出していました。その本番では、それなりに弾けたとはいえ、悔しい所もあり、あまりすっきりしない結果となりました。

ピアノ教室では、教室の運営陣とレッスン指導者の代表が参加する定例会議に、毎月参加することになりました。教室が大きな規模で展開していますと、レッスンを指導する人と運営する人と、役割が分かれてきます。お互いの立場を理解し、情報を共有して、より良い教室運営をするための会議に参加することで、教室全体の事も見える様になり、有意義な時間となりました。

コンクールの地区大会に参加した生徒さんは、無事に地区大会を通過して、翌月の本選に参加しました。なかなか良く弾けていて、無事に本選も通過し、全国大会への切符を掴み、3月には全国大会に参加しました。初めての全国大会という事で、かなり緊張したようですが、賞を頂くことも出来て、とても頑張ったと思います。

同じ時期に、ピアノのグレードに挑戦した生徒さんもいました。公開形式の試験ですが、割とアットホームな雰囲気で、生徒さんも多少緊張はしたようですが、余裕をもって合格することが出来ました。日曜日だったとはいえ、ご両親や小さい弟さんも足を運んでいて、お子様のピアノレッスンへの関心の高さを伺うことが出来ました。

この生徒さんは、現在、中学受験に向けて頑張っていて、来年の春にまたレッスンを再開したいと話していました。

3月、4月には、体験レッスンを多く行う事が出来て、新しい生徒さん方との出会いがありました。

昔は、お子様の習い事というと、真っ先にピアノが挙げられ、クラスのほとんどの女の子がピアノを習っていた時代もありましたが、近年では、お子様の習い事も多種多様となり、業界の競争も激化しています。ピアノの体験レッスンも少なくなってきている中で、今年はおかげさまで、多くの機会に恵まれました。

幼稚園児から、初めてピアノを習う大人の方、小さい頃ピアノを弾いていて再開された方、大学進学を機に上京した学生さんなど、さまざまなバックグラウンドの生徒さんのレッスンを始めることができました。

4月からは、私が中高生時代に習っていた先生の勉強会に参加する事になりました。勉強会は、グループレッスンの形式で、バッハの平均律クラヴィーア曲集を取り上げ、それぞれ担当する曲をアナリーゼ(楽曲の分析)し、発表するとともにピアノの演奏をして先生からアドバイスを頂くというものです。定期的に行われるので、メンバーの上達ぶりも見えて、良い刺激になっています。

メンバーは、かつての同じ門下生の方々で、久しぶりにお会いする方も多くいらっしゃいました。乳幼児のママも何人かいて、勉強会後のお茶会では、子供の育て方や、子育てとピアノの両立について話が盛り上がりました。

ちなみに、乳幼児のママが、いつピアノの練習をしているかというと、お子さんのお昼寝中と、お子さんが朝起きる前の早朝練習が多く、毎日お子さんを連れて実家に通い、両親に子供を預けてピアノの練習をしている方もいらっしゃいました。

5月には、このメンバーも含めた門下生のピアノ発表会があり、私も参加しました。普段は、先生として発表会に関わっていますので、生徒として参加することはとても懐かしく感じました。生徒さんの気持ちも、少し理解できる機会になったと思います。

春は、お子様のピアノ発表会の曲目を決めて練習を始める時期でもあります。今年は、すんなりと曲を決めた方が多かったので、練習もスムーズに始められましたが、一人手を怪我してしまった生徒さんがいて、曲決めが少し難航したこともありました。

発表会に向けたレッスンは、順調に進めることができ、間に合わないのではないかと心配することもなく、安心して夏の発表会を迎えることが出来ました。生徒さん方は、緊張はしていましたが、それなりに満足のいく演奏が出来ていたように思います。

夏には、ピアノのオーディションに挑戦した生徒さんもいました。発表会でも同じ曲を弾きましたが、生徒さん本人があまり満足していなかったことや、オーディションまで数週間ほど時間があったので、今一度曲を見直し、練習もし直しました。生徒さんも、かなり練習をしたようで、その甲斐あって、オーディションに合格しました。前回は不合格だったので、かなり嬉しかったようです。

私は、他の学年の審査を行いましたが、満場一致での合格者は本当に少なく、ほとんどが僅差なので、その中で合否を決めるのは、なかなか難しいものがありました。

9月には、オーディション合格者の公開レッスンと、大学生の生徒さんが参加した発表会がありました。

この大学生の生徒さんは、音大を目指すくらいのレッスンを積んでいて、コンクールにも何回も参加しています。とてもよく弾けるのですが、ご本人曰く「本番に本当に弱い」のだそうです。「そうは言っても、何回もコンクールに参加しているくらいだから・・・」と思っていたのですが、いざ本番を聴きますと、明らかに緊張している様子で、レッスンでは一度も間違えなかった所で、ちょこちょこミスしていて、もったいない演奏でした。

実力はあるのに出し切れていない生徒さんを、本番で力を発揮できるようにするためにはどうしたらよいのか? 今後の大きな課題が見つかりました。

11月には、生徒さんの保護者との面談を行いました。レッスンでの様子や、今後の目標なども直接お話をすることが出来て、保護者の方も安心されたようでした。

今年は、ピアノに関わる数多くの体験をすることが出来て、学ぶ事も多い一年でした。反省点は来年に繋げて、さらに生徒さんにとって有意義なレッスンが出来ますように頑張りたいと思います。

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(この記事は、第211号のメールマガジンに掲載されたものです)

今回は、お子様の生徒さんの保護者面談のお話しです。

ピアノ教室でも、数年前から保護者面談を行っています。

幼稚園生や保育園生、小学校低学年くらいまでは、お母様などが毎回レッスンに同席されたり、送り迎えをされるので、その時にいろいろとお話ができます。

しかし、それ以上の年齢となりますと、生徒さんが1人で通ってきますので、保護者の方とお話しする機会が明らかに減ってしまいます。気をつけないと、年に1回行われる発表会でしかお会いしないという事にもなりかねません。

そのため、保護者面談という形で、保護者の方とお話する機会を設けさせていただいています。

保護者面談では、事前に、ご都合のよい日時と共に、親御さんから見たお子様の日頃の生活の様子や自宅での練習状況、気になる点やレッスンについてのご質問などをアンケートに記入して頂きます。

そして、面談当日は、その内容も踏まえながら、レッスンの進度や様子についてのお話しをしました。

レッスンの進度については、「とても良いペースで進んでいます」と直接お伝えしますと、ホッとされる親後さんが多いのが印象的です。

中学生のお母様は、お子様に聞いてもあまり話したがらないので、状況がよくわからないのかもしれません。

中学生は、年齢的に難しい年頃と言われますが、ピアノ教室では、不機嫌な態度をする生徒さんは全くおらず、どなたも楽しそうにお話しをして、レッスンも積極的に受けています。

ご自宅で、お子様とのやり取りの難しさを感じて、レッスンでも失礼な態度を取っていないか少々心配されていたお母様も、レッスンの様子を聞いてホッとされていました。

面談では、レッスンの様子の他に、今後の目標やピアノレッスンの目的についてのお話しもしました。

そのお話の結果、初めて発表会に参加する事になったり、ピアノのグレードを受験する事になった生徒さんも出てきました。

日頃のレッスンだけでも力は付いてくるものですが、発表会やグレードに参加することで、期日までに仕上げる力や、レッスンや自宅での練習の集中力アップ、自分の力だけでやり切る能力も付きますし、やり切った時の達成感も味わえます。

グレードは評価も付きますので、努力を認めてもらう嬉しさを味わうことができるでしょうし、それが今後の励みにもなるでしょう。

保護者の方にとっても、お子様の頑張りや成長を具体的な形で感じることができるのではないかと思います。

面談の最後では、ご質問にもお答えしました。

ピアノの購入を考えている保育園生のお母様からは、電子ピアノと生のピアノの違いや、生徒さんの成長への影響についてのご質問をいただきました。

保護者面談は、保護者の方にも、私自身にとりましても、貴重な時間になりました。

今後のレッスンがスムーズに進み、生徒さんが楽しく、そして力がついて成長して行かれるように、ますます頑張りたいと思いました。

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(この記事は、第208号のメールマガジンに掲載されたものです)

今回は、お子様のコンサートのお話です。

毎年夏に、大学生までが対象のオーディションが開催されます。

お子様の夏の発表会が終わった頃のタイミングで行われるのですが、課題曲が無く自由曲1曲のみなので、発表会の曲をそのまま使用できる事もあり、お手軽に参加できるオーディションと言えます。

オーディションなので審査があり、合格した人だけがコンサートに出演することができます。

オーディションは、夏休み中に3日間かけて行われ、私も審査員として参加しました。

私が見させていただいている生徒さんもチャレンジしましたが、なかなか健闘され、グループ内トップの成績で通過して合格となりました。

近年のコンクールでは当たり前になってきましたが、審査員から直筆のコメントがもらえますので、オーディションで合格してコンサートに出演したいというお気持ちと同時に、色々な先生からのコメントを貰いたいという目的も参加者にはあるようです。

オーディションに合格した生徒さんには、コンクールまでの間に公開レッスンに参加できる特典が付きます。

普段と異なる場所で、初めて見る先生のレッスンを受けられるというもので、生徒さんは緊張しつつも、すぐに適応してレッスン内でグングン上達していきます。

レッスンを行う立場としても、事前に少し生徒さんの事は聞きますが、生徒さんとの距離感の取り方から、どのくらい踏み込んでよいのか、どのような言葉をかけると有効なのか、常に考えながらレッスンを行いますので結構難しい所もあります。

しかし、アドバイスに直ちに反応して、癖が改善されたり演奏が生き生きとしてきたりと、変化が現れると嬉しいものです。

そして先日、そのオーディションに合格した生徒さんの披露コンサートが行われました。

それまでは少し暑いくらいの日々でしたが、当日は急に冷え込んだので、出演した生徒さんは、手を冷やさないように気を遣っていたと思います。

僅かな時間でしたが、リハーサルを行い、ホールでの音の響き方やピアノの弾き心地などを掴み、本番が始まりました。

今回出演された生徒さんは、小学校入学前のお子様から大学生までです。

コンサートでも、演奏のコメントが貰えることになっており、私はコメントを書く立場として参加しました。

春くらいからずっと練習してきた曲という事もあり、また公開レッスンで刺激を受けて練習を積んできた演奏という事もあり、よく弾き込んできたという印象を受けました。

長い間練習をしてきて、飽きてしまった事もあると思いますが、そのような雰囲気で弾いていた方は誰もいませんでした。

ミスがあった方もいましたが、練習不足が原因のミスではなく、緊張してコントロールが上手に出来なかったミスなので、演奏自体の安定感はとても感じました。

よく弾き込まれた演奏は、音楽に安定感や深みを感じるもので、ワインの熟成などと同じかもしれません。しかし、そこに新しく出会ったような新鮮さも欲しいところですが。

発表会やコンサートで、大人の生徒さんは、黒系などのシックな装いをされる方がとても多いのですが、お子様や学生さん方は、華やかな衣装を身に着けられる方が多くなります。

今回のコンサートも、色とりどりのドレスを着た参加者で、とても華やかなステージになりました。

衣装だけでなく、頭部にもキラキラ光るアクセサリーやお花を飾っている生徒さんもいました。

ピアノを人前で弾く場合、お客さんには、右側を向けてピアノを弾くことになりますので、何か飾りを付ける時には右側につけると綺麗に見えますが、みなさん、きちんと心得ているようで、演奏している時に飾りがきれいに見えていました。

演奏を聴きながらコメントを書いていたので、ゆっくりと聴く感じではなかったのですが、それでも十分に楽しむことが出来ました。

コメントには、良かったところをたくさん書きつつ、今後に繋がるようなアドバイスも書きました。

人前でピアノを弾く時には、演奏が一番大事ですが、舞台での立ち振る舞いも大切なもので、見ている側としては色々と気になるものです。

当の本人は、至って普通にしているつもりで、気が付かないことも多いようなので、コメントにはこれらの立ち振る舞いについても書いておきました。

これまで多くの発表会やコンサートを見てきましたが、よく気になる点としては、歩き方とドレスを着た時の立ち振る舞いが挙げられます。

歩き方というのは、スピードと姿勢です。

例えば、結構早く歩いてしまうと、なんだか急いでいるような印象になってしまい、あまりきれいに見えません。かといって、ゆっくりが良いのかというと、それもやりすぎると気になるものです。

普段よりも若干ゆっくり目で、必要以上に手を振らないように歩くと綺麗なのかなあと思っています。

また、さすがに腰を曲げて歩く方はいませんが、時々前傾姿勢になってしまう方がいますので、まっすぐ立つことも大切ですね。

次に、ドレスを着る女性の場合、普段ロングドレスは着慣れていない事もあり、裾を持ち上げ過ぎてしまう方が実はかなり多いので、気を付けたほうがよいでしょう。

ロングドレスを着て歩く際に、裾を踏んで転んでしまう事を避けるため、裾を持ち上げるわけですが、そもそも裾が床につかない長さなのに持ち上げてしまう方もいます。裾を持つのは、床に裾が付く長さからという事になります。

また、裾を持つ時に、両手でバッと掴んで足首や足の脛が見えるくらいまで持ち上げる必要はありません。歩く時に足が床から少し離れますが、その時に踏まないように、裾を持ち上げるだけなので、片手で少し持ち上げるだけで実は大丈夫なのです。

先程もお話しましたが、お客さんに対して右側が見えるので、見えにくい左手だけで、裾を持つとスマートですね。

せっかくステキな衣装を着ている訳ですから、それに見合うような動きもしたいものです。

自分自身を振り返っても、レッスンの中で、本番が近づくとお辞儀を少し練習したり、衣装について多少お話はしますが、歩き方やドレスを着た時の立ち振る舞いについては、特にお話していなかったことに気が付きました。

コメントを書きつつ、私も次回からは、本番前の生徒さんに、きちんとお話をして練習するようにしたいと思いました。

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