(この記事は、第60号のメールマガジンに掲載されたものです)

前回のピアノ教室の出来事では、月に2回レッスンの大人の生徒さんを対象としたピアノ発表会の準備について書きましたが、この発表会が開催され、無事に終了いたしました。

出演された生徒さんは、ホッとされていると思いますが、レッスンを指導している立場としても、無事に終わって安堵しています。

ピアノ教室で発表会と言いますと、次々とピアノソロの演奏が行われるイメージですが、ピアノだけでなく他の楽器の生徒さんと合同で行われることも多々あります。

ヴァイオリンやフルート、声楽のような割とメジャーな楽器だけでなく、ちょっと面白い楽器のときもあり、普段あまり馴染みのない楽器の演奏を、じっくりと聴けるのも、大人の発表会ならではです。

演奏の前に、レッスンを担当している講師が書いた生徒さんへのコメントが読み上げられ、普段のレッスンの様子や、演奏する曲目を選んだ背景、生徒さんの人柄などがわかるようになっています。このコメントで、演奏される生徒さんへの興味が更に増し、少しアットホームな雰囲気にもなり、場が和みます。

今回の発表会では、毎年参加されている常連の生徒さんと共に、初めての方も参加しました。

初めての生徒さんは、レッスンでは殆どの曲を暗譜して弾いていますが、発表会では念のため楽譜を置くようにし、私も譜めくりの為に舞台に上がりました。

大人の方は、緊張で手が震えたり、足がガクガクしてしまう方が、ちらほらいらっしゃるのですが、この生徒さんはそのようにはならず、見た目は普段のレッスンとあまり変わらない印象でした。

いざ弾き始めますと、一番の課題だった最初の1ページの安定感が増していて、止まったり、詰まってしまう事もなく、順調に演奏をしていました。

その後も、テンポが暴走することもなく、少し止まってしまう部分はありましたが、全体的には、とても初めてとは思えないほどの出来栄えで、とても驚きました。

「○○さん、よかったですね。特に前半の1ページが、レッスンの時よりずっと良くなっていましたね。とても初めてとは思えないですよ。」と声をかけますと、「そうですね。レッスンの時より結構上手くいきましたよね」と笑顔で満足そうにお話されていました。

また、これまでに何回も発表会に出演されている生徒さんの1人は、今回はかなりの大曲にチャレンジしました。これまでに弾いたことがない作曲家で、物凄く幅広い音域を使うので、鍵盤の端から端まで使うような曲です。それでいて、かなりパワフルさも要求されるので、アレンジされている曲とはいえ、なかなかの難曲といえます。

月2回のレッスンですが、発表会前はレッスンを増やして、毎週のようにレッスンに通われたり、2コマ続けてレッスンを行ったりしていました。

大人の発表会では、どちらかというと、きれいな感じや繊細な感じの曲を弾く方が多いので、このようなパワフルな曲は、発表会にとても映えていました。本番のピアノはレッスン室のピアノよりも大型なので、低音の弦も長くなりますから、尚更パワフルさが伝わります。会場全体が演奏に惹きつけられているような感じでした。

少々のアクシデントも、すっと乗り越えて行くあたりも、さすが発表会の常連で場馴れしています。

全体的に大成功の演奏で、「○○さん、良かったですね。こういうパワフルな曲も合いますね。レッスン室で聴くよりも、弦が鳴っていて華やかでしたよ。」と声をかけますと、「あっ、そうでした?(鳴っていました?) いや~、それなら良かった」と、こちらも満面の笑顔が印象的でした。

今回は、みなさん大成功でしたので、本当にホッとしました。これを機に、生徒さんが更に自信を持って、色々な曲にチャレンジしていければと思っています。

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