(この記事は、第271号のメールマガジンに掲載されたものです)

今回は、最近入られた生徒さんと発表会の準備の様子です。

今年の春からピアノ教室に通い始めた幼稚園生の生徒さんは、入会前の体験レッスンにご家族揃っていらっしゃいました。体験レッスンは、お母様とお子様の二人でいらっしゃる方が多いので、珍しいケースと言えるかもしれません。

レッスン室にご案内しますと、ご両親とも興味津々という雰囲気で、レッスンを始めてからも熱心に見学されていました。

事前に、「人見知りをする、大人しいお子様」と聞いていましたが、気にせずにどんどん話しかけ、ペースを作りレッスンを進めていきました。

レッスン室のピアノはグランドピアノなので、少し大きさに圧倒されている雰囲気でしたが、それでも連弾で弾いてみますと、どんどん様子が変わっていきました。

連弾を弾くたびに一番高いドを弾いてみたり、次は一番低いドを弾いてみたりと、いろいろな高さの音が出せる事が興味深かったようで、熱心に弾いていました。

何回か弾くうちに、自分の弾く音のタイミングや伴奏の音楽も覚えたようで、段々と合図をしなくても弾けるようになっていきました。

レッスンの最後の方では、少しお話もしてくれるようになり、最終的には笑顔でハイタッチをするまでに慣れてくれました。

つい先日のレッスンでは、同じ連弾の曲を自分で工夫して、最初の小節のドは右手、次の小節の音は左手で弾いていたり、ワークでは同じリズムの曲だという事にすぐ気付いたり、音符には棒が上向きと下向きがあることも指摘していて、小さいながらいろいろとよく気が付くお子様です。

「もじもじ君なんでね…」と、大人しい性格を少し心配されているご両親でしたが、この日も最後はハイタッチで帰っていきました。

これからどのように伸びていくのか、責任を感じつつ、楽しみにしているところです。

他にも、来月から小さい生徒さんが二人、レッスンに来られます。小学1年生の女の子とその妹さんです。

お姉さんは、先日ヤマハの幼児科を卒業され、ピアノの個人レッスンを始めることになりましたが、同じタイミングで妹さんも始めるというものです。

お姉さんは、演奏することが好きなようで、早くも6月に開催されるピアノの発表会に出たいと話しているそうです。大変積極的な姿勢で、素晴らしいです。

これから、姉妹で刺激を受けながら、楽しくピアノが弾ければと思いますし、連休後の初レッスンがとても楽しみです。

少し前になりますが、大人の生徒さんも一人、ピアノのレッスンを始められました。

普段からよくコンサートに足を運び、ご友人の娘さんがピアノのコンクールを受けるときには外国まで応援に行かれるそうで、音楽のいろいろな話題で花が咲く、楽しい生徒さんです。

普段は「練習不足で…」と謙遜されていますが、それでも着々と弾けるようになってきています。発表会やグレードなどへの参加も目標にされて、大変前向きな姿勢でレッスンに通われています。

音楽大学の学生は、なかなか演奏の機会が無かったり、様々な面で苦難を抱えていることをご存じで、ゆくゆくはそのような学生さんの支援をしたいというお話もされています。いろいろな角度から音楽を捉えていて、すごいと思っています。

この時期は、お子様の発表会に向けた準備も進んでいます。

中学生になったばかりの生徒さんは、今回選んだ発表会の曲がとても気に入っているようで、難しい曲ながらあっという間に譜読みを終えてしまいました。環境や生活のリズムも変わり、慣れるのに大変な時期だと思いますが、とても熱心で驚いています。

テンポが速く、リズムや音の並びが特徴的で面白い曲なので、これからどんどん音楽の表現を磨いていきたいと思っています。

発表会に向けたレッスンだけでなく、プログラムの作成もしています。

今回も複数の先生と合同の発表会になりますが、それぞれの生徒さんの演奏曲目が出揃うと、同じ曲を弾く生徒さんがいらっしゃることがわかりました。

それぞれの先生にご連絡したところ、学年がかなり離れているため、演奏順が前半と後半で分かれていること、また、曲のアレンジの難易度も異なることから、曲を変えずにそのまま進めることになりました。

この10連休の間に、プログラムの原稿やタイムスケジュールを完成させる段取りになっています。

連休中も、生徒さん方は発表会に向けて練習に精を出していると思いますので、当日はスムーズに、気持ちよく発表会が行えるように、準備を万全にしていきたいと思います。

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