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ピアノのしらべ:メンデルスゾーン作曲「ベニスの舟歌」

メンデルスゾーン作曲「ベニスの舟歌」

イタリア・ベネチア

(2008年3月のメールマガジンの記事を元にしています)
さくら 少しずつ温かくなり、過ごしやすい陽気になってきました。お花屋さんでも色とりどりのお花が並び、見ているだけで、うきうきしてくる、そんな気がする今日この頃です。
「うきうきする」と言えば、ちょうど今は、卒業・入学シーズンですね。これから始まる新しい生活に、少し不安を感じながらも、期待に胸を膨らませていた頃を思い出します。大人になってしまうと、そのような機会が減っている気がしますが、お子さまが、卒業・入学という方も多いかもしれません。

菜の花 学校に通っていた頃、卒業式では、いつもヴィヴァルディ作曲の「四季」が流れていました。この曲を聴き覚えのある方も多いのではないでしょうか。以下のような曲です。

ヴィヴァルディ作曲「四季」  
(Windowsで聴く場合は左側の
WMP、MacやiPadなどは右側のMP3のアイコンをクリック)

とても軽やかな雰囲気で、今でも、この曲は卒業式の定番BGMなのだそうです。
「四季」はタイトルの通り、それぞれ季節がテーマになっている曲が集まって作られています。これを、組曲といいます。卒業式では、やはり新しい門出にふさわしいBGMが必要ですから、この組曲の中から、明るくて華やかな部分だけが使われ、このように有名になっていったという事なのです。 また、同様に「四季」というタイトルの曲を書いた作曲家が、他にもいます。

ハイドン作曲のオラトリオ「四季」
ピアソラ作曲の「ブエノスアイレスの四季」
チャイコフスキー作曲の「四季」
グラズノフ作曲のバレエ音楽「四季」など。

皆、出身国や活躍をした時代などが異なりますので、偶然なのだとは思いますが、作曲家によって、どのように「四季」を連想し、感じて、曲を書いたのか、聴き比べてみるのも面白いかもしれません。

ベネチア 今回は、「舟歌」というタイトルですので、まずは、チャイコフスキー作曲「四季」の中から、「6月 舟歌」を聴いてください。有名な曲ですので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

チャイコフスキー作曲「四季」より「6月 舟歌」  
(Windowsで聴く場合は左側の
WMP、MacやiPadなどは右側のMP3のアイコンをクリック)

このチャイコフスキーの「四季」は、春夏秋冬の4つの季節ごとではなく、月ごとに計12個の曲が集まって組曲となっているのが特徴です。
なお、この曲は、原曲ですと難しい曲です。ご自身の目標とされる場合は、弾きやすいようにアレンジした楽譜を探すことを、お勧めします。

ベネチア 今回は、大人の方の発表会でよく弾かれる人気のある曲でもあります、メンデルスゾーン作曲の「ベニスの舟歌」を紹介いたします。 大人のピアノ教室についてのページでも、曲の一部分が聴けますが、ここでは、全体を通してお届けします。
難易度としては、「エリーゼのために」と同じくらいですので、将来の目標とすることができる曲です。ご自身が弾いている姿を想像しながら聴いてみましょう。

メンデルスゾーン作曲「ベニスの舟歌」  
(Windowsで聴く場合は左側の
WMP、MacやiPadなどは右側のMP3のアイコンをクリック)

それぞれの作曲家の「四季」の曲を集めた音楽CDは、おすすめ音楽CDのページにまとめてみましたので、そちらも是非ご覧ください。

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