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ピアノのしらべ

ショパン作曲 ノクターン第20番「遺作」



(2011年3月第70号のメールマガジンの記事を元にしています)
今回の「ピアノのしらべ」では、ショパン作曲のノクターン第20番「遺作」をご紹介します。

以前、ご家族を亡くされた大人の生徒さんに、この曲を紹介させていただいたことがありました。 音楽が、今回の震災で被災された方々の何かお役に立つことができればと思っています。

ショパンのノクターン(夜想曲)と言いますと、第2番の作品9-2が大変有名で、ピアノ曲・ワンポイント攻略法でも、以前ご紹介しました。

ピアノ曲・ワンポイント攻略法:ショパン「ノクターンOP9-2」

今回の曲は、その曲に続いて人気のある有名な作品で、特に大人の生徒さんに人気があります。 テレビのCMでもお馴染みですが、一躍話題となった映画「戦場のピアニスト」でも使用されました。 (この映画では他にも、ショパンの作品が、とても多く使用されています)

ポーランドのワルシャワで生まれ、その後フランスのパリを拠点に活躍をしたショパンが、20歳の時(1830年)に作曲し、45年後の1875年に出版された曲です。 つまり、ショパンの死後、発表された作品となります。

曲の中間部では、ショパンが10代後半で作曲した「ピアノ協奏曲第2番」の1・3楽章に登場するメロディーが引用されていますので、そちらも合わせてお聴きになると、 より深く曲を理解できるかもしれません。

このノクターン第20番「遺作」は、ショパンの姉ルドヴィカに捧げられました。 彼女が、ショパンの「ピアノ協奏曲第2番」を練習するために書かれた曲とも言われています。

ノクターン自体は、ショパンが20代の時から37歳頃まで、比較的コンスタントに作曲されているので、初期の作品と晩年とでは、作風が随分変化しています。 作曲が成熟から円熟へと移っていく変化が感じられますが、より「ショパンらしい曲」になっていくとも言えます。

ノクターン第20番「遺作」は、元々、ノクターンとは名づけられていませんでした。 姉のルドヴィカが、ショパンの死後に未発表の作品を編集し、その時に「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ(ノクターン・スタイルのレント)」という題名を書き、 それが今日「ノクターン」として親しまれるようになりました。(原典版の楽譜には、この題名が書かれています。)

とても暗く哀しげな雰囲気のメロディーの後に、少し軽やかなリズムと曲想になり、再びとても暗く哀しげな雰囲気の後、最後は希望の光が見える様な、 また空高く昇天していく様な終わり方になっています。

哀しげな感じや、儚い雰囲気は、とてもショパンらしいのですが、とても20歳の青年が作曲したとは思えない雰囲気の作品です。
それでは、お聴きください。

ショパン作曲 ノクターン第20番「遺作」  
(Windowsで聴く場合は左側の
WMP、MacやiPadなどは右側のMP3のアイコンをクリック)

難易度は、「エリーゼのために」と同じくらいです。

ショパン作曲 ノクターン第20番「遺作」が収録された音楽CDをいくつかご紹介しておきます。

ショパン:夜想曲全集

ポリドール

幻想即興曲 ショパン・ピアノ名曲集

コロムビアミュージック

ショパン:ノクターン集

コロムビアミュージック

戦場のピアニスト [Blu-ray]

アミューズソフトエンタテインメント

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