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ピアノのしらべ:グリーグ作曲 抒情小曲集 OP54-4「夜想曲」

グリーグ作曲「夜想曲」



(2009年6月第27号のメールマガジンの記事を元にしています)
今回の「ピアノのしらべ」では、北欧音楽の作曲家として有名なエドヴァルド・グリーグの抒情小曲集 OP54-4「夜想曲」をご紹介します。
「夜想曲」というと、多くの方はショパンを思い浮かべるかと思いますが、実はいろいろな作曲家の作品があるのです。

グリーグは、北欧ノルウェーの作曲家で、1843年に4人兄弟の末っ子として生まれました。
ピアニストの母から音楽の手ほどきを受け、15歳の時に当時名ヴァイオニストで、かの有名なパガニーニに匹敵すると言われるブルに才能を見出され、 ライプツィヒ音楽院で作曲とピアノを学びます。

卓越したテクニックのピアニストとしても有名で、自作を携えてヨーロッパをたびたび演奏旅行していました。 リストやブラームス、チャイコフスキー、ドヴォルザークなどとも親交があったようです。

代表作品としては、「朝」や「アニトラの踊り」で有名な組曲『ペール・ギュント』や、ピアノ協奏曲イ短調があります。「北欧のショパン」とも呼ばれ、多くのピアノ曲も作曲しましたが、 その中の代表作が、今回ご紹介する「抒情小曲集」です。

抒情小曲集は、グリーグが1867年から1903年にかけて作曲した、全10集、全66曲からなるピアノ曲集です。 その中で「夜想曲」が入っている第5集 OP54 は、「抒情小曲集」全体の中でも、とても完成度の高いものと言われています。また「夜想曲」を含む最初の4曲は「抒情組曲」として、 管弦楽へも編曲されています。

あるピアニストは、この曲を「北欧の夏の夜である、白夜を思い浮かべる」と述べていますが、皆様はどのようなものを思い浮かべるでしょうか。

それでは、お聴きください。

グリーグ作曲 抒情小曲集 OP54-4「夜想曲」  
(Windowsで聴く場合は左側の
WMP、MacやiPadなどは右側のMP3のアイコンをクリック)

難易度は、「エリーゼのために」と同等くらいです。

グリーグの音楽CD のいくつかを、おすすめ音楽CDのページにまとめてみました。

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