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主要三和音の構成音のしくみや特徴について教えてください

  • 主要三和音の構成音のしくみや特徴について教えてください

和音のW度や、X度のしくみがわかりません」で書きましたように、まずは和音を作ります。 この時、調によって調号が付いたり、臨時記号が付いたりしますので気を付けてください。

例えば、ヘ長調の和音を作る場合には、調号のシのフラットを書き忘れないようにします。 また、変ハ短調の場合は、調号のシのフラット、ミのフラット、ラのフラットを書き忘れないようにすると同時に、臨時記号としてシのナチュラルが出てきますので、 これを合せて忘れないようにします。シはナチュラルだからと言って、調号のシのフラットを省略しないようにします。

そして、作られた和音のうち、T度・W度・X度は和音の中で特に重要なもので「主要三和音」と言います。

・ T度は、全和音の中で一番安定感があり、いわば主役の和音です。
・ W度は、穏やかさや開放感を感じる和音で、表情が付く和音です。
・ X度は、先ほどのT度に強く進もうとする和音です。この和音の後にT度が出てくることで、T度の安定感がさらに増して聴こえます。

なかなかピンとこないかもしれませんが、例えば学校でピアノの音に合わせてお辞儀をする時の音は、 「T度・X度・T度」です。(場合によってはX度にファを加えて、少し変形した形であるX7度で弾く場合もあります。)

こんな身近な所でも、和音が使われているのです。ご自分でも、ピアノで弾いてみて、色々な和音の響きを聴いてみてください。

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