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本人にピアノの素質があるのか、どこで見出したらいいのでしょうか

  • 中2娘のことですが、小4からピアノを始めて、今年6月でまる4年で今5年目にはいりました。
    ピアノ暦としては、遅いスタートだと思います。がいま、コンクールなどもでながら、モーツアルト、ベートーベンソナタなどひいています。
    将来、音楽方面に進みたいようですが、本当に本人にピアノの素質があるのか、どこで見出したらいいのでしょうか。

お子様に「ピアノの素質があるかどうか」は、おそらくお子様をピアノ教室や音楽教室に通わせている多くの親御さんが気にされるところではないかと思います。 素質の有無または大小がわかれば、その後の投資や進路の判断もわかりやすくなります。

しかし、これは永遠の課題なのかもしれません。ピアノ教室で教えていますと、確かに習得の速さ以外に「素質」と思われるものを感じる生徒さんがいます。 しかし、その絶対的な指標はありませんし、現在弾いている曲目などから測れるものでもありません。

ただ、音楽業界への進路という点では、少しお話ができるかと思います。

まず、「音楽方面に進みたい」ことと「ご本人のピアノの素質」をどの程度強く結びつけているのか、整理してみるとよいかもしれません。 つまり、将来ピアニストになりたいと考えているのかどうかです。

ピアニストを目指しているのであれば、「私は将来ピアニストを目指してます」でも書きましたが、 先生に直ぐに伝えて音大へ行くための専門の勉強をされた方がよいかと思います。

ただ、通常音大の入試には聴音のテストがあります(音を聴いて楽譜にするテスト)。 聴音には絶対音感が必要ですが、一般的に絶対音感を付けるためには、7才までに音楽教育を受けさせる必要があると言われています。(ただし、絶対音感と年齢については諸説があります)。 「小4からピアノを始めた」とのことですが、音感がどの程度付いているのかは、1つの素質として見ることができるかもしれません。 ピアノ以外でも職業として音楽に携わる場合、音感に頼る部分は多く出てくると思います。

また、「8年間もやっていてバイエル程度はやっぱり遅いのでしょうか?」で書いておりますが、ピアニストでも、どのようなピアニストになりたいのか、 漠然とでも一度考えてみるとよいでしょう。

例えば、コンサートホールでリサイタルを開くようなピアニストの場合、高度な演奏技術以外に、 学歴(卒業した音大、習っていた先生、海外留学など)や、海外を含めた有名コンクールでの入賞歴なども問われますので、素質だけでなく、環境(お金も含む)も整わないとかなり難しくなります。 そういった意味では、クラシック音楽の社会は、一般の社会以上に学歴社会なのです。

しかし、ピアニストとして活躍する場はもっとたくさんあります。ピアノでもクラシック音楽ではなく、ポピュラー音楽やジャズなどでは世界がまるで異なりますし、 ピアノにとらわれず、もっと広く音楽にかかわる仕事を考えた場合、可能性は無限にあると言えるでしょう。 よくテレビで見るような歌手やロックバンドなども、音大を出ているわけではないでしょうし、必ずしも絶対音感を持っているわけでもありません。

そのように広く音楽に関わる仕事を考えた場合、楽譜が読めること、楽器が演奏できることのメリットは大きいと思いますし、なにより「音楽が好きなこと」つまり「仕事が好きなこと」のメリットは計り知れません。 「好きこそものの上手なれ」ということわざがありますが、好きなことに熱中し、それを長く続けた効果は、天性の素質以上の大きな結果をもたらす可能性が十分にあります。 そういった意味では、お子様が「音楽が好き」「ピアノが好き」で毎日練習をされていることは、「非常に大きな素質」と捉えることができると思います。

藤原和博さんという方をご存知でしょうか。民間の会社を辞めた後、義務教育初の民間人校長として杉並区立和田中学校の校長に就任し、現在は大阪府知事の特別顧問をされている方です。 多くの著書がありますが、『35歳の幸福論 成熟社会を生きる12の戦術』(幻冬舎) の中では、マルコム・グラッドウェル著の『天才! 成功する人々の法則』(講談社) の本を紹介し、以下のように述べています。

普通、天才とか才能は生まれつきだとか資質によると考えられていて、親はその早期発見に血道をあげたりもするでしょう。
ところが、著者のマルコム・グラッドウェルが提示している豊富な事例によれば、「天才となる原因も、その人間がたまたま置かれたコミュニティにある」と結論づけているのです。

この本によると、なんでも、マスターとなるには、10000時間の練習が不可欠なのだそうです。逆に、10000時間の練習を経れば、誰でも天才になれるってこと!?ですね。

諦めずに続けることの重要さを、再認識させてくれます。

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